日本哲学プラクティス学会とは?

日本哲学プラクティス学会(Japanese Society for Philosophical Practice、略称 JSPP)は、現在約130名の賛同人を得て、2018年8月26日の第一回大会での発足を目指しています。

学会設立趣旨

哲学プラクティスとは、おもに対話という方法をもちいながら、哲学的なテーマについて共同で探究する実践的な活動をさします。市民が重要なテーマについて互いに議論し、哲学的な思索を深め合い、連携を強めていく知的営為は、古代より世界の各所において見出されてきた活動です。知の専門化と社会の分断が進んだ現代では、市民がひとりの人間として、自然や人生や社会の根本問題について他者と語り合い理解し合うことがますます求められています。近年、日本でも、主に「哲学カフェ」という形をとった市民的活動や、教育現場での「哲学対話」実践として、哲学プラクティスは大いに普及しつつあります。

哲学プラクティスは、市民が自由に語り思索する自発的な活動です。この活動をさらに発展させ、より活発で意義深いものにするためには、対話と思考に関する多分野からの専門的な研究によって支援する必要があります。そこで、社会において深く対話する力と根本的に思考する力を伸長させ、それにより議論する文化を構築し、民主主義と市民参加の活性化に貢献することを目的として、「日本哲学プラクティス学会」を設立することにいたしました。哲学や倫理学、宗教学だけでなく、教育学、心理学、社会学等の幅広い分野からの人々が集い、現在および将来の哲学プラクティスのあり方を根本的に議論できる場となることを目指します。